【地域の教育を考える意見交換会】
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【地域の教育を考える意見交換会】
高校再編を見据えこれからの県立高校教育をどうしていくのか、県民の皆さまから自由な意見を頂くための会です。
山崎は富山会場(高志会館)と新川会場(新川文化ホール)に傍聴に行ってきました。
参加者は学校の教職員がほとんどで、企業や地域団体などの民間が少なく、学生はゼロでした。どちらの会場も40人から50人程度の参加者数。
まずは今後どんな高校にしていくのか、多様性、生徒が主体、学びたい高校、魅力、地域とのつながりなどキーポイントを見据えたうえで、学科やコースの見直しについて意見交換がありました。
富山会場はありかたの話が中心でしたが、新川会場は危機感が感じられ、特に僻地からの通学など教育を受けるために費やす時間とお金の現状がさらに厳しくなる懸念について意見がありました。
また、国際バカロレア高校については、希望者がどれだけいるのか?知事や一部の財界の意見で、少数のために人とお金を多く投じるのは反対などの意見が出ました。
学校現場で奮闘する先生方が日ごろ感じている生の声が聞けたのはよかったです。
富山県教育大綱では、「真の人間力」を掲げています。
現在の知識偏重から知識と経験のバランスを考えることで「真の人間力」が引き出されるのだと改めて強く思いました。